マレーシア航空は、クリストフ・ミュラー最高経営責任者(CEO)の退任に伴う新たなCEOに、元ライアンエアーを経てマレーシア航空最高執行責任者(COO)を務めているピーター・ベリュー氏を充てる人事を発表した。
クリストフ・ミューラー氏はエアリンガスのCEOを務め、マレーシア航空の経営再建のためCEOに2015年1月に就任。大規模なリストラや発注の見直しなどを指揮した。任期は3年で、途中での退任となる。
マレーシア航空を傘下に持つ、国営ファンドのカザナ・ナショナルは、「ミュラー氏には再建計画を継続してもらうことを望んでいたが、我々は彼の意思を尊重した」とのコメントを発表している。