エアバスは、現地時間5月31日、CFMインターナショナル社製LEAP-1Aエンジンを装備するA320neoが欧州航空安全庁(EASA)とアメリカ連邦航空局(FAA)より型式証明を同時取得したと発表した。プラット&ホイットニー社製PW1100G-JMエンジンを装備するA320neoは2015年11月に型式証明を取得し、2016年1月に初号機が引き渡されている。
2機のLEAPエンジンを装備したA320neoが合計で350回以上、1,000時間を超える飛行テストを実施しており、うち150飛行時間は、同一のテスト機により通常の航空会社の運航と同じ条件下で行われた。今後、A321neoとA319neoの型式証明を数ヶ月内に取得する計画。
A320neoファミリーは、現時点で15%以上、2020年までに20%の燃費削減を可能とするほか、二酸化炭素排出量を大幅に削減、騒音を約50%低減している。すでに82社以上から4,500機以上を受注している。