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アメリカの格安航空会社のアレジアント航空、パイロットの半数以上が家族に自社の利用勧めず 現地報道


アレジアント航空


アメリカのKTNVは、アメリカの格安航空会社(LCC)のアレジアント航空のパイロットの半数以上が、家族に自社の利用を勧めないと回答した調査結果を報じた。


アレジアント航空は、LCCよりも更に安い「ULCC」とも言われており、古くて安価な機体を需要に応じて運航することで収益を上げているとされている。5月12日にも、セブパシフィック航空から4機のエアバスA319型機の購入を発表している。


日本のLCCをはじめとする多くの大手LCCは、新機材を導入してメンテナンスコストを低く抑えた上で、高い稼働率で運航しているため、両者は”航空券が格安”という点を除けば異なっているともいえる。機材はMD-80型機とボーイング757型機、エアバスA319型機、エアバスA320型機の4機種を保有しており、東海岸と西海岸の拠点によって機材を切り替えて配備している。


パイロットの大量転職も明らかになっており、より安全で職場環境が良い会社へ転職しているとみられている。調査では、パイロットの給与は業界標準を下回っており、スケジューリングシステムは疲労するものだという。実際に2011年から2014年までの間に、パイロットの離職率は6倍に増加しているといい、実際に4月に公開された調査結果では、新しい仕事を探している、もしくは探す予定と答えたのは回答者の65%、パイロットの士気が低いと評価した人は80%以上に及んだ。


アメリカ連邦航空局は、2年前倒して監査を実施しており、6月にも評価を行う予定。


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