全日空(ANA)は、あす4月19日より、熊本空港に到着する便の運航を再開すると発表した。
ターミナルビルの供用は再開されておらず、手荷物検査と保安検査はできないため、出発便の運航は見合わせる。到着後はターミナルを通らない経路、出口を利用できるようにする。
国土交通省によると、18日午後1時現在、熊本空港の管制業務は継続しており、航空保安業務は24日午前7時30分まで24時間に提供時間を延長している。救援機や災害派遣医療チーム(DMAT)、支援物資等を搭載した自衛隊機C-1やC-130が離着陸などを中心に空港を発着しており、17日には支援物資を搭載した日本航空(JAL)の臨時便も到着している。ターミナルビルは、天井部分の崩落、水濡れ、保安区域の柱にクラックが見つかっており、18日は終日閉鎖し、旅客導線の仮補修作業を行っている。