防衛省は12月22日、日米合同委員会で、岩国飛行場(岩国空港)の民間による発着枠を1日4往復から6往復に拡大することについて合意したと発表した。
追加される2往復は、アメリカ側の飛行運用に関する検証が行われ、その結果、共同使用の合意は取り消されるか、既存の共同使用の合意に組み込まれる事。2往復分は暫定的に12ヶ月で更新するとしている。
在日アメリカ軍は、常時、飛行場の優先使用権を有しており、民間機の運用は、在日アメリカ軍機の妨げとならないよう配慮される。このため、民間機の遅延などが発生する可能性がある。
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