エイチ・アイ・エス(H.I.S)と韓国のINTERPARKは、訪日旅行の促進に向けて合弁会社を設立することに合意し、12月21日に基本合意書を締結した。
韓国からの訪日旅行者は年々高い伸びで推移していることから、今後も一層、個人旅行比率の増加が予測されるとしており、新会社の設立で日本での仕入れを強化し、韓国人のニーズに対応できるサービスを提供することを目指す。また、エイチ・アイ・エスから韓国から日本以外の海外への旅行に対応できる、62カ国130都市で展開する現地法人のインバウンド観光商材、エイチ・アイ・エスグループのホテルやテーマパークの商材も提供する。さらに、エイチ・アイ・エスが各国で展開しているツアーデスク、ラウンジ、ツーリズムインフォメーションセンターをINTERPARKの利用者に提供する。
新会社名は株式会社INTERPARK JAPANで、資本金は3,000万円。エイチ・アイ・エスが51%、残りはINTERPARKが出資する。代表取締役社長は楊承鎬氏、代表取締役副社長は和氣智一氏。来年1月の営業開始を目指す。