アパホテルは12月11日、東京都港区に「アパホテル〈品川 泉岳寺駅前〉」をオープンした。翌12日からは、ホテル1階のレストラン「ラ・ベランダ」の営業も開始した。
開業記者発表では、アパグループの元谷外志雄代表は「この場所はまさに東京の玄関口。将来的には山手線新駅、リニア新幹線の始発駅も予定されている。当ホテルはタワー型のランドマークホテルであり、ブランドアップにも寄与するだろう。先日、アメリカ・ニューヨーク近郊に海外第一号ホテルをフランチャイズとしてオープンした。アパが展開する高品質・高機能・環境対応型の新都市型ホテルは、スペースを売るのではなく満足を売るホテルであり、世界最強のホテルモデルである。これまでにフランチャイズで海外展開した日本のホテルブランドはない。まずアメリカで成功し、スタンダードを確立していく。日本は人口減少を心配するよりも消費人口を増やしていく、つまり観光客を増やしていくべきである。その受け皿として今は積極的にホテルを展開しており、今後も日本の国策に貢献していきたい。」と述べた。
地上21階建て563室で、全室に50型液晶テレビやオリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」、通常の浴槽より20%節水できるオリジナルユニットバス、BBCワールドニュースの無料放映、無料Wi-Fi、加湿空気清浄機を導入した。また、最上階の21階には、「天空の湯」大浴殿・露天風呂を設置している。
都営地下鉄浅草線・京急本線泉岳寺駅より徒歩1分の場所に位置し、JR品川駅より京急本線で1駅2分、羽田空港駅より直通列車で18分であることから、訪日観光客の利用も見込む。