アメリカ連邦航空局(FAA)は、タイの安全性の評価を引き下げ、新たな乗り入れを禁止した。
国際民間航空機関(ICAO)の安全基準に準拠していないことから、カテゴリー1からカテゴリー2に評価を引き下げた。カテゴリー2では、現在運航している便の維持は認められるものの、新規就航は認められない。タイの航空会社は現在、アメリカ線を運航していないものの、バンコクを拠点とするチャーター便を運航する航空会社、アジア・アトランティック・エアラインズは、グアムやハワイへの乗り入れを視野に入れていた。
なお、ICAOが安全に対して重大な懸念がある国に指定したことから、日本では既に新規就航は認められておらず、タイ・エアアジアXの札幌/千歳〜バンコク/ドンムアン線は就航認可が得られなかった。