東京都は、都心と臨海副都心を結ぶバス高速輸送システム(BRT)の運行事業者として9月に選定した京成バスと、基本協定を締結したと発表した。
BRTは、虎ノ門バスターミナルや東京駅から、新橋駅、勝どきを経由して臨海副都心に至る、環状2号線を中心としたルートを走行する見込み。選手村の後利用をはじめとしたオリンピック・パラリンピックを契機とする開発需要等、恒常的な需要に対応する。
2015年度内にサービスの詳細や燃料電池バスの導入、停留所への正着技術の導入を盛り込んだ事業計画を策定し、2019年度内に運行開始を予定している。