
エクスペディア・グループは、宿泊施設が現在利用しているサイトコントローラーのまま、エクスペディア・グループの旅行サイトに参加できる仕組み「Autonomous Onboarding」を発表した。
HotelRunner、Yanolja Cloud Solutions、RoomCloud、RateGain、Eviivoの5社のサイトコントローラーをパイロットプロバイダーとして共同開発した。
宿泊施設は、数回のクリックでエクスペディア・グループを販売チャネルに選択し、利用規約に同意するだけで、24時間以内に掲載を開始できる。別途の施設登録やデータの重複入力は不要となる。
これまで手作業が必要だった設定は、連携後に自動で行われる。宿泊施設のサイトコントローラーにアクセスし、客室タイプ、料金・料金プラン、写真、設備・サービス、支払い設定、空室状況などの情報を転送する。
掲載を開始した宿泊施設は、エクスペディア・グループの複数のコンシューマーブランドに加え、75,000社以上のパートナーと20万人以上の旅行アドバイザーで構成するB2Bディストリビューションネットワーク、新たに展開するAIを活用した旅行パートナーシップを通じて旅行者にアプローチできる。各ブランドのサイトでは月間平均検索数が10億件を超え、2025年の宿泊予約は4億1,500万泊以上に上る。
エクスペディア・グループのクリス・ホッジス グローバル・コネクティビティ&パートナーソリューション部門バイスプレジデントは、「新しい需要を取り込むために、パートナーの負担が増えることがあってはいけない」とコメント。「Autonomous Onboardingは、パートナーが手作業に割く時間を減らし、本来のビジネスに集中してもらうための『Autonomous Distribution』構想の第一歩」と述べた。
「Autonomous Distribution」は、施設登録を起点に、将来的には販売ライフサイクル全体をより簡素化し、パートナーによるビジネスの管理や最適化にまで対象を広げる構想だという。
