
ルフトハンザ・ドイツ航空は、エアバスA340-600型機(機体記号:D-AIHW)の最終定期便を運航し、同型機を退役させた。

最終便はワシントン発フランクフルト行きのLH419便で、乗客267名と乗務員15名を乗せ、定刻にフランクフルト空港へ到着した。23年にわたる商業運航に幕を下ろした。多くの航空ファンが出迎え、機内では長い拍手が起こった。この便に搭乗するために航空券を購入した乗客も多く、全員に記念の冊子が贈られた。機長は長年同型機を操縦してきた、フランチェスコ・シオルティーノ取締役兼フランクフルト・ハブマネージャーが務めた。

ルフトハンザ・ドイツ航空は、2003年11月25日に初号機(機体記号:D-AIHB)を受領し、2004年に「ブレーマーハーフェン」と命名した。全長75.30メートルで、当時世界で最も長い旅客機だった。同社のネットワークにおける最初の就航地はブエノスアイレスとサンティアゴだった。
「CARIBIC」プロジェクトの一環として気候研究に使用されたほか、ブラジルで開催されたワールドカップにサッカードイツ代表を運んだ。2022年3月には、コロナ禍による運休後に初めてワシントンへ復帰した機材となった。同社はこの期間に計24機を運航し、4,000万人以上を輸送した。
シオルティーノ氏は、「A340-600との最後のフライトを決して忘れない。23年間で4,000万人以上のお客様を世界中へ安全に運んでくれたことに感謝している。A340-600が去り、代わりに最新設計の機材が加わる。より静かで、効率的で、快適だ」と述べた。
ルフトハンザ・ドイツ航空は社史上最大の機材更新を進めており、エアバスA340-600型機のほか、エアバスA340-300型機、エアバスA330-200型機、ボーイング747-400型機を2027年までに退役させる。代わってエアバスA350-1000型機とボーイング777-9型機を導入する。これらの機材は騒音が小さく、燃料消費を30%削減し、排出量も相応に低減する。
ボーイング787-9型機はすでに18機が就航しており、2027年までにさらに11機が引き渡される。2028年までに長距離機材の70%が次世代機となる見込み。
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