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JAL、”ステータスマッチ”導入の可能性否定せず 他社上級会員の取り込み策を調査



日本航空(JAL)は、他社のマイレージプログラム上級会員の移行制度、いわゆる「ステータスマッチ」の導入について調査している。


現在実施している「旅リピマイルキャンペーン」のキャンペーン登録時のアンケートの設問の一つ、「他社からJALへメインで利用する航空会社を切り替えるとしたら、何が最も重要か」で、選択肢として運賃の安さやお得なキャンペーン、ダイヤ・路線網と並んで、「他社からのステータス移行措置(ステータスマッチなど)」が挙げられている。


JALはこの選択肢について、「アンケートの選択肢はお客様の関心やニーズを幅広く集約・分析するための調査の一環として設定しているもの」と説明した。ステータスマッチの導入の可能性は否定せず、「今後の具体的なサービス展開や制度導入の有無につきましては、回答を差し控えさせていただきます」と回答した。


JALを選んだ理由を聞く設問には、「他社のサービス変更や制度改定に不満があったため」「他社のシステム不具合や運航イレギュラーの影響を避けるため」という選択肢もある。これについては「一般的な利用・離脱要因を網羅的に取りそろえたもの」であり、「特定の他社様や個別の事象を想定して設定したものではございません」としている。



これらの選択肢は、全日本空輸(ANA)が5月に導入した、国内線の新運賃制度や受託手荷物規定を念頭に置いたものとみられる。出発時刻の24時間前まで座席指定ができない「シンプル」運賃では、予約数を座席数が上回る「オーバーブッキング」時に不利になるケースを懸念するSNS上の投稿が話題となった。


上級会員制度をめぐっては、ANAが4月に「ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)」の改定を発表し、利用者から強い反発を受けた。9月には国内線ラウンジの利用条件を一部見直すことを発表したほか、改定を理由に退会した会員を対象に特例再入会の受付を始めている。JALはANAの発表以降の会員動向について、詳細な推移は公表していないものの「概ね堅調に推移しております」と説明した。



JALは、JALグローバルクラブ(JGC)を2024年1月に刷新し、生涯実績プログラム「JAL Life Status プログラム」を開始した。航空機の利用のほか、対象サービスの利用実績に応じて積算される生涯実績ポイント「Life Status ポイント」の総保有数に応じ、JGCの入会資格や「Starグレード」を提供している。


Starグレードは6段階で、250Life Statusポイント(国内線50回搭乗相当)で獲得できる「JMB elite」では年に2回「サクララウンジ」が利用できるクーポンが付与される。JGCの入会には1,500Life Statusポイント(同300回相当)を獲得し、「JGC Three Star」になる必要がある。


旅リピマイルキャンペーンは、2025年度にJALグループ便の搭乗実績がなく、今年4月から6月にJALグループ便を1往復利用した人を対象に実施している。4月から6月に搭乗した路線と同じ路線に、9月7日から12月24日にかけて再び搭乗すると、1,500マイルを獲得できる。

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