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郵船クルーズは、新造クルーズ船「飛鳥Ⅲ」が試運転に向け、造船所を離れると発表した。
現地時間3月2日午前5時半にドイツ・パペンブルクのドックロック、同9時にヴェーナーのフリーゼンブリュッケ橋、同10時40分にレーアのヤン・ベルガウス橋をそれぞれ通過し、同11時50分にエムス ペアヴェルクに到着。同午後2時半にエムス ペアヴェルク、同4時半にエムデンをそれぞれ通過し、夕方にオランダのエームスハーヴェン港に到着する見通し。
航行距離は32キロで、2隻のタグボートに牽引され、後向きに航行する。エームスハーヴェンには試運転開始まで停泊する。試運転は北海で実施し、ドイツのエムデンに向かい、最終的な装備点検が完了後、今春にも竣工、引き渡しを受け、日本に回航する。
郵船クルーズとして3番目のクルーズ船となる「飛鳥Ⅲ」は、横浜港を母港とするクルーズを実施する。就航日は7月20日を予定しており、オープニングクルーズ17本を発表している。予約は4月3日から受け付ける。