ニアミーとトヨタ紡織、新型「シェア乗り車両」を開発

NearMe（ニアミー）とトヨタ紡績は、「シェア乗り車両」を共同で開発した。

「シェア乗り」とは、1台の車両を複数組でシェアして移動するライドシェアの形態の一つ。現在は、全国16空港と、その周辺都市でサービスを提供している。

新しく開発した「シェア乗り車両」は、トヨタ・ハイエースワゴンのビジネス送迎車 「Fine Tech Tourer」を利用者の声を参考にリニューアルしたもの。通常8名分の後部座席エリアに、4名分のシートを少しずつ前後にずらして配置することで、プラベート空間を実現した。トヨタ紡織が開発しているコンテンツ体験支援システム「MOOX-RIDE」を搭載し、車両の位置情報や乗客の属性に基づき、走行ルート周辺の施設や観光スポットの情報、広告などのコンテンツを個人空間での音響システムと共に提供する。

運行はニアミーの完全子会社であるSmartShuttle（スマートシャトル）が担っており、東京エリアで1月23日から運用されている。

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