日本航空（JAL）は、エアバスA350-1000型機の8号機（機体記号：JA08WJ）の写真を公開した。
同機は、エアバスの工場があるフランス・トゥールーズを現地時間12月6日午後2時17分に出発し、羽田空港に翌7日午前11時25分に到着していた。
発注した13機のうち、7機目の受領となった。本来の順番であれば次は7号機（JA07WJ）が納入されるものの、エアバスでの組み立てスケジュールの変更に伴って8号機を先に受領したという。
エアバスA350-1000型機は従来のボーイング777-300ERの後継機で、1月24日に就航。現在は東京/羽田〜ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ線に1日2往復、東京/羽田〜ダラス/フォートワース線に同1往復、東京/羽田〜ロンドン/ヒースロー線に隔日で投入している。
客室は4クラス239席仕様で、ファーストクラスは「1-1-1」配列の6席、ビジネスクラスは「1-2-1」配列の54席、プレミアムエコノミークラス「2-4-2」配列の24席、エコノミークラスは「3-3-3」配列の155席。ファーストクラスとビジネスクラスにはJALとして初めて、扉付きの個室タイプを採用した。機内エンターテインメント（IFE）は全クラスで4K解像度モニターを導入し、Bluetoothでワイヤレスイヤホンと接続できる。
JALは今年度中にA350-1000型機を8機体制とする計画で、受領順が入れ替わった7号機も近日中に羽田空港に空輸されるとみられる。
