三菱重工、台湾高速鉄道の検修庫増設で関連設備工事を受注

三菱重工業は台湾高速鉄道から、左營車両基地の検修庫増設に伴う関連設備の新設・改修工事を受注した。

台湾高速鉄道は、乗客数増加に対応する増車に伴い、左營車両基地の検修庫を増設する。三菱重工業では、軌道・電車線・電力・信号設備の設計、供給、据え付けを担う。

台湾高速鉄道は、2000年に三菱重工業を含む日本企業のコンソーシアム7社が受注し、2007年に開業した。利用者数は2007年には年間約1,500万人だったものの、2023年には約7,300万人に大きく増加している。乗客数の増加に伴い、12編成の増車などの拡張を進めている。