日本航空(JAL)と日本電気(NEC)は、搭乗口で機内持ち込み手荷物の個数と種類を自動解析し、積載量を推定する実証実験を実施した。
機械学習(AI)を活用して自動解析する「NEC Baggage Counting Solution(NEC バゲージ・カウンティング・ソリューション)」を活用したもので、運航が遅延する原因の一つである機内持ち込み手荷物に関する対策を講じることが可能となるという。
搭乗口で手荷物を検知し、手荷物を分類。機内格納可能量と照合し、過積載を通知する。実証実験は4月から9月にかけて、羽田空港第1ターミナルの13番搭乗口で実施し、有用性を評価した。