ユナイテッド航空とサンフランシスコ国際空港は、アメリカ国内線利用者を対象に、SITAの「Smart Path」を利用した、顔認証による搭乗システムを試験導入した。
一部のフライトが対象となり、実験に参加する乗客は、搭乗手続き時に運転免許証と生体認証を紐付けることにより、搭乗券や身分証明書を提示することなく、手荷物の預け入れ、保安検査、搭乗を顔認証で通過できる。
ユナイテッド航空では、生体認証による本人確認システムを提供しているCLEARと提携しているほか、出発ロビーに非接触キオスク端末を導入するなど、非接触技術を積極的に活用している。
Smart Pathは、業界標準の運用プラットフォームとシームレスな統合が可能で、マイアミ、アテネ、北京、ドーハ、オーランドなどの世界各地の空港に導入されている。搭乗手続きから免税品の購入、搭乗までの空港でのあらゆるステップで活用ができる。