復興支援道路 東北中央自動車道(相馬~福島)が4月24日に全線開通する。
復興支援道路は、東北地方の太平洋沿いと内陸部を結ぶ複数の道路の総称で、三陸沿岸の復興道路と合わせて現在整備が進められている。今回開通するのは、霊山インターチェンジ(IC)~伊達桑折IC間の10.2キロメートル。これにより、相馬IC~福島(桑折ジャンクション(JCT))間の45キロメートルが全線開通となる。
国土交通省によると、同区間の開通で、物流効率化による農業などの地域の基幹産業の支援、迅速で安定した救急医療活動の支援といった整備効果が期待されるという。また、並行して進む相馬港の整備とあわせ、産業活性化も期待されるという。