首都圏の複数のバス事業者は、PASMOとSuicaで提供しているバス利用特典サービスを、3月31日をもって終了する。
バス利用特典サービスは、PASMO・Suicaのストアードフェア(SF)を利用してバスに乗車すると、バスポイントが貯まり、1か月ごとのバスポイントに応じて、特典バスチケットが付与されるもの。
3月31日でのサービス終了を発表しているのは、西武バス、西武観光バス、東武バス、関東バス、小田急バス、川崎市バス、相鉄バス、茨城急行バス、富士急バスなど。伊豆箱根バスでは3月25日、江ノ電バスは3月28日、横浜タウンバスは4月4日にサービス終了となる。
サービス開始から13年が経過した現在、ICカードでの運賃支払いが定着し、カードの普及促進という当初の目的を達せられたものとして、サービスを終了する。
付与された特典バスチケットは通常通り、両社とも付与日から10年間利用できる。
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