アパグループは、2020年11月期連結決算を発表した。純損益は9億4,900万円の黒字だった。
売上高は904億円(前期比34.1%減)、営業利益は20億4,400万円(同94.3%減)、経常利益は10億900万円(同97%減)と、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、前期と比べて大きく減少した。
中核のホテル事業では、売上高、宿泊単価ともに大幅に低下したものの、業務の見直しや自社サイト「アパ直」への誘導、シングル1泊2,500円などの施策により、黒字を確保した。今期も24棟5,007室の開業を予定通り進める。
アパグループは、建設・計画中を含めて662軒102,393室のホテルを有する。東京23区内に78軒のホテルを開発し、近年は東京や大阪などに大型タワーホテルの建設を進めている。2025年3月末までに15万室の展開を目指している。