アトラスエア・ワールドワイド・ホールディングスは1月12日、ボーイング747-8Fを4機発注した。
アメリカ・ワシントン州エバレットで製造されるボーイング747型機の最後の4機となる見通し。ボーイングは2020年7月に、2022年をもってボーイング747-8型機の製造を終了すると発表していた。
アトラスエアは28年前にボーイング747型機で運航を開始。現在は、ボーイング747-8Fを10機、ボーイング747-400Fを34機、ボーイング747-400型機5機、ボーイング747-400LCF(ドリームリフター)4機の計53機を有する、世界最大のボーイング747型機の運航会社でもある。
ボーイング747-400Fより20%積載容量が多い一方、燃料消費量を16%抑えることができる。ノーズカーゴドアを備え、高さ3メートルのパレットなど、特大の荷物を運搬することもできる。増大するeコマースなどの貨物需要を補完する。ボーイング747-400Fのリース契約の更新と、将来的な需要に対応するために発注したもので、2022年5月から10月にかけて受領を予定する。
アトラスエア・ワールドワイド・ホールディングスは、アトラスエア、サザン・エア、タイタン・アビエーションの親会社。