オークラ ニッコー ホテルマネジメントは、「ホテルオークラウラジオストク」を今年下半期にも開業する。
ロシアで初めてとなる日系ホテルで、観光名所として人気の高いゴールデンブリッジ近くに位置する。ウラジオストクに本社を置く企業と、運営管理契約を2020年12月29日に締結した。
建物は地上16階建て、客室数は221室で、89~232平方メートルのスイートルーム31室も備える。標準客室面積は約40平方メートル。個室や寿司カウンターを備えた日本料理店のほか、鉄板焼店、オールデイダイニング、宴会場、エグゼクティブラウンジ、フィットネスジム、屋内プール、大浴場も備える。
ウラジオストクへは、2017年8月から電子ビザによる日本からの渡航が解禁された。ウラジオストクを含むロシア沿海地方を訪れた人は、2018年には2万人、2019年には3.5万人と増加している。