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国道九四フェリーは、新造船「涼かぜ」を2021年2月1日に、佐賀関港~三崎港で就航する。
全長86.65メートル、全幅13.4メートル、航海速力16ノット、総トン数は1,200トン。臼杵造船所で建造され、費用は約19億円だった。就航20周年を迎えるフェリー「遥かぜ」を置き換える。
現行船より大型化し、客室スペースを拡大するとともに車両積載台数を41台から57台に増やした。旅客定員292名のままは変更せず、椅子席やカウンター席、3階客室へのトイレの増設、授乳室やキッズスペースの設置などを行っている。エレベータや多目的トイレなどを設置してバリアフリーにも対応した。
1月30日には、三崎港と佐賀関港で見学会を開催する。
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