日本航空(JAL)は、ディズニー映画「ファンタジア」公開80周年を記念した特別塗装機「JAL DREAM EXPRESS FANTASIA 80」を羽田空港の格納庫で公開した。きょう18日から、就航記念のチャーターフライトを皮切りに国内幹線を中心として2022年3月頃まで運航される。
ウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約によるディズニーキャラクターの特別塗装機は、1994年の「JALドリームエクスプレス(初代)」5機、2001年の「JALドリームエクスプレス21」4機、2018年の「JALドリームエクスプレス90」に続く11機目。今回の「FANTASIA 80」では、ボーイング767-300ER型機(機体記号:JA622J)に、1940年公開の映画「ファンタジア」に登場する魔法使いの弟子の姿をしたミッキーマウスと、ミッキーが羽織るローブの赤色をあしらった。デカールの全体のサイズは縦4.85メートル、横36メートル。これまでのドリームエクスプレスの中で、描かれているミッキーマウスの顔のサイズが最も大きいという。デカールは180枚に分かれており、13人がかりで7日間かけて仕上げた。
機内品も特別デザインとなり、ヘッドレストカバーは3種類、紙コップは6種類が用意されている。このほか、オリジナルグッズとして200分の1スケールのモデルプレーンが2021年4月頃に発売される予定。
就航初便は羽田空港発着の周遊チャーターフライトで、きょう18日午後1時に出発し同3時に帰着する。便名は映画公開年の1940年にちなんだJAL1940便となっている(運航上の便名はJL4901便)。その後は東京/羽田〜札幌/千歳・大阪/伊丹・福岡・沖縄/那覇などの国内幹線を中心に2022年3月頃まで運航される予定。具体的なスケジュールは、運航前日の夕方以降にJALのウェブサイトで公表する。
▲機体側面に大きく描かれたミッキーマウスの顔
▲クラスJ
▲普通席
▲全3種類のヘッドレストカバー
▲全6種類の機内用紙コップ