エアトリは11月13日、2020年9月期の通期業績を発表した。売上収益は211億9,100万円、営業損失は87億6,000万円、最終損失は84億8,300万円となった。
取扱高は747億円、減損控除前の営業損失は7.8億円だった。74.6億円の減損損失が響いているものの、今後のさらなる減損リスクはほぼない状況としている。
変動費を63%、広告宣伝費を73%、役員報酬の返上や雇用調整助成金の活用によって人件費を42%、在宅勤務の移行などによってその他の固定費を50%減らし、全体のコストを57%削減した。
また、成長戦略「エアトリ2021」では、ライフイノベーション事業から成長が見込まれるヘルスケア事業を切り出し、新規事業として展開するほか、ライフイノベーションや投資事業など成長の継続を見込むとしている。
2021年9月期は、エアトリ旅行事業の収益回復やコスト削減によって利益が回復し、拡大基調に推移することを想定している。通期の連結業績は、取扱高450億円、売上高235億円、営業利益3億円、純利益1億8,000万円を予想している。
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