ルフトハンザ、ベルリン/テーゲル発最終便を運航 今後は新空港に移転

ルフトハンザグループは11月7日、ベルリン/テーゲル空港での旅客便運航を終了した。

テーゲル空港は、第二次世界大戦後のベルリン封鎖に伴い、1948年に開業し、冷戦期には西ベルリンの玄関口、冷戦終結後もベルリン最大の空港として機能した。しかし、10月31日、新たにブランデンブルク空港が供用を開始したのを受け、テーゲル空港は段階的に廃止される予定となっており、同社のベルリン便についても、新空港開業以降、移転が進んでいた。

ベルリンはルフトハンザグループの創業地であり、2021年夏スケジュールでは、グループのうちルフトハンザ・ドイツ航空、オーストリア航空、SWISS、ブリュッセル航空、ユーロウイングス、エア・ドロミティの計6社が就航予定となっているなど、同社にとってゆかりの深い都市となっている。テーゲル発の最終便は午後9時20分のミュンヘン行きA350-900型機で、同夜には消防による放水イベントも実施された。

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