日本航空(JAL)は、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の徴収を、12月と2021年1月発券分も行わない。
JALは燃油サーチャージの徴収を、航空燃料のシンガポールケロシンの価格下落に伴い、6月1日発券分から取りやめていた。燃油サーチャージがゼロとなるのは2016年4月から2017年1月の期間以来、約3年半ぶりだった。
燃油サーチャージは、シンガポールケロシンの市況価格の2ヶ月間の平均を、為替レートの2ヶ月間の平均で円換算した際の金額に応じて徴収すると定めている。8月から9月のシンガポールケロシンの市況価格は1バレルあたり平均41.28米ドル、1米ドル105.89円だったため、円貨換算額は4,371円となった。円貨換算額が6,000円未満となった場合には、燃油サーチャージを適用しないこととしている。2月から3月は5,494円、4月から5月は2,756円、6月から7月は4,548円だった。
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