JR東日本は、新幹線の上野〜大宮間の最高速度を時速130キロに引き上げる。2021年春以降、最大1分程度の所要時間短縮が見込まれる。
同区間はこれまで、沿線の騒音対策のため最高速度が時速110キロに制限されていた。2018年5月から進められていた最高速度引き上げのための騒音対策工事が完了することから、同区間の最高速度を時速130キロに引き上げる。ダイヤ変更は2021年春の予定で、所要時間が最大1分程度短縮する。
また、現在最高速度が時速260キロとなっている東北新幹線の盛岡〜新青森間についても、10月から騒音対策工事に着手。7年程度かけて防音壁のかさ上げやトンネル緩衝工の延伸などを行い、完了後は最高速度を時速320キロに引き上げる。これによる所要時間短縮効果は最大5分程度となる見込み。