NEXCO中日本は、高速道路などでの交通規制を伴う路上作業時の作業員の安全確保を目的とした車両「大型移動式防護車両」の名称を「ハイウェイ・トランスフォーマー」に決定した。
この車両は、NEXCO中日本のグループ会社である中日本ハイウェイ・メンテナンス名古屋と東邦車輛が共同で開発したもので、2020年4月より運用が開始されている。LED標識装置、衝撃緩衝装置、エアコンプレッサーを搭載して作業員の安全を確保しつつ、メインビームを延ばすことで、約10メートル×約2メートルの作業スペースを確保できるという。
「ハイウェイ・トランスフォーマー」の名称は、高速道路(Highway)などの作業現場で、メインビームを左右に移動させたり、伸ばしたりするなど車体構造を変形(Transform)させることから名付けたという。