JR北海道は、キハ261系5000番台「はまなす編成」の営業運転を10月17日に開始する。初日はツアー専用列車として小樽〜札幌駅間を運行する。
キハ261系5000番台「はまなす編成」は、特急「北斗」や「とかち」で使用しているキハ261系1000番台をベースとして、観光列車に活用できるようインテリア・エクステリアデザイン等を変更して新造したもの。
初めての営業運転はツアー専用の「北海道鉄道140年記念号」として、10月17日と18日の2日間にわたって運行。17日は小樽発、岩見沢・室蘭経由、札幌行きの片道運転で、翌18日は同経路で札幌発小樽行きとなる。ツアー商品の申し込みは8月20日午後2時からツインクルデスク(電話予約)で受け付ける。
また、10月24日からは道内各方面の通常の特急列車としての運用も行う。現時点で充当が決まっているのは、10月24日・25日の特急「オホーツク1号」(札幌〜網走)、特急「大雪4号」(網走〜旭川)、10月31日・11月1日の特急「おおぞら3・8号」(札幌〜釧路)、11月7日・8日の「北斗6・19号」(札幌〜函館)、11月14日・15日の「宗谷」(札幌〜稚内)、「サロベツ4号」(稚内〜旭川)。このほか、運行開始に先立つ9月26日には小樽駅で車内見学会が行われる。
なお、キハ261系5000番台の第2編成となる「ラベンダー」編成は、2021年4月頃に営業運転を開始する予定。
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