ラオックスは、免税店を含むインバウンド事業を大幅に縮小し、九州と沖縄から撤退する。
閉店するのは、北海道の3店舗、東京の1店舗、近畿の1店舗、九州の全6店舗、沖縄の全1店舗の計12店舗。現在の店舗数は24店舗で、半数を閉店することになる。
主要顧客である中国からの訪日旅行者が入国できない状況が続いていることや、中国以外の訪日旅行客の回復の目途が立たないことから、コスト削減とキャッシュフローの改善のため、閉店を決めたとしている。閉店時期や業績の影響は、確定次第発表する。
ラオックスでは6月26日に、正社員や契約社員250人程度の希望退職者を募集することを明らかにしていた。