会社の清算を決めたノックスクートの予約客に対し、シンガポール航空グループのスクートが、ノックスクートの航空券やバウチャー、クレジットシェルの半額分を返金することを、顧客に送付したメールで明らかにした。
ノックスクートは、バンコクのドンムアン空港を拠点とする航空会社で、タイのノックエアとスクートによる合弁企業として、シンガポール航空が運航していたボーイング777-200型機を使用し、札幌/千歳・東京/成田・大阪/関西〜バンコク/ドンムアン線の日本線3路線を運航していた。スクートは49%を出資している。
通常、航空会社が破産や清算をした場合、航空券は無効となり、返金がされないケースが多い。クレジットカードなどで支払った場合、カード会社が補償するケースはあるものの、出資者が一部を負担する事は極めて稀。返金には手続きが必要となる。ノックエア側からの対応は、現段階で発表されていない。
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