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アメリカン航空、太平洋横断路線で週88便の貨物専用便運航


アメリカン航空

アメリカン航空は、6月に太平洋横断路線で貨物専用便を、週88便運航する。アメリカン航空にとって過去最高の運航便数となる。



新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、航空輸送していた物品の空輸需要が拡大したことを受けたもの。ダラス/フォートワース、ロサンゼルスとシドニー、北京/首都、香港、ソウル/仁川、上海/浦東、東京/成田を結ぶ。



日本路線は、ダラス/フォートワース〜東京/成田線の週3便の旅客便に加え、6月3日からロサンゼルス〜東京/成田線で貨物専用便をボーイング787-9型機で週3便運航する。救命用の医療品や医療器具、日本から輸出されるIT製品、自動車、機械、船舶部品などを輸送する予定だという。



ラス・フォートソン(Russ Fortson)アジア・太平洋地区運航本部副社長は、「アメリカン航空は当初、重要な医療品を必要としているコミュニティのお役に立ちたいという思いから貨物専用便の運航を開始しました。現在、アジア太平洋地域の工場が再開する中で、新型コロナウイルス感染拡大以前に私どもが輸送させていただいていた輸出品の航空輸送に対する需要が高まっています。アメリカン航空のチームは、市場間における商品の流れを促進することで、経済を再び動かす重要な役割を担えることを誇りに思います」と述べている。



アメリカン航空は、旅客機の貨物スペースで年間20億ポンド(約9億700キロ)の貨物を輸送している。3月には、1984年以来となる貨物専用便の運航を、ダラス/フォートワース〜フランクフルト間で開始し、以降便数を拡大。数千万ポンドの医療品、電気通信機器、電子機器を輸送した。



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