緊急事態宣言、5月31日まで延長 全都道府県対象

安倍晋三首相は5月4日、緊急事態宣言を5月31日まで延長すると発表した。実施区域は全都道府県で、現在と同様となる。記者会見で詳細を説明する。

「諸外国のような爆発的感染は起きていない」としながらも、「感染者の減少も充分なレベルとはいえない」として、現在の取り組みを継続する必要があるというとの専門家の見解を踏まえ、諮問委員会からの賛同を経て、決定した。

5月14日時点での状況を、専門家が改めて評価し、地域ごとの感染者の動向などを詳細に分析し、可能であると判断すれば期間満了を待つことなく、緊急事態宣言を解除するとした。