モーリシャス航空は、自主管理下に置くと発表した。
モーリシャス航空は声明で、年初からビジネスモデルを見直すことを目的とした委員会を設立するなど、経営再建にあたってきたものの、新型コロナウイルスの感染拡大による旅行制限や国境封鎖による、全路線の運航停止により、打撃を受けたとした。今後の状況は不確実で、2020年後半までこれまでの状況に戻らない可能性があるとしている。すでに、全ての国際線の運航を5月15日まで停止することを発表している。
会計事務所のグラントソントン・インターナショナルも、「航空会社を救うために必要と思われる措置を実施する」との声明を発表した。
株式の過半数はモーリシャス政府が保有しており、観光が主要産業の一つであるモーリシャスにとって、主要な企業の1社。運航は継続する見通し。