JR東日本は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、全列車のグランクラスの販売を見合わせると発表した。
4月9日から5月31日までの東北・北海道・上越・北陸新幹線全列車について、アテンダントによるグランクラスの飲食サービスを中止する。これに伴い、東京〜盛岡・新青森・新函館北斗間の「はやぶさ」号、東京〜盛岡間の「やまびこ」号、東京〜金沢間の「かがやき」「はくたか」号のグランクラスは営業を取りやめる。
対象期間内のグランクラス券を予約済みの場合は、事前に他の車両に変更するよう求めている。ただし、仙台発着の「はやぶさ」号など、当初から飲食サービスがない列車の場合は、すでに予約している場合に限りそのまま乗車できる。
このほか同期間中は、新幹線、特急列車、普通列車グリーン車における車内販売や、「サフィール踊り子」号のカフェテリアも営業を中止する。JR東日本は、6月以降の車内サービスの営業については、別途告知するとしている。