アパグループは4月3日、「アパホテル〈名古屋駅前〉」の起工式を執り行った。
名駅エリア3棟目で、地上14階建て全403室。2021年7月の開業を予定する。アクセスは名古屋駅太閤通口から徒歩3分で、ビジネスやレジャーでの利用を想定する。
フロントやロビーにQRコード決済対応の小型卓上自動チェックイン機やエクスプレスチェックアウトポストを設置するほか、客室にはミラーリング機能も利用できる60インチの大型テレビ、オリジナルベッド「Cloud fit Grand(クラウド フィット グラン)」、明るいシーリングライト、多機能姿見、卵型のオリジナルユニットバスを導入する。
すでに、7月開業予定の「アパホテル〈名古屋駅新幹線口北〉」、10月開業予定の「アパホテル〈名古屋駅新幹線口南〉」を建設中。これまでは名駅エリアには未進出だったものの、同時に3軒を建設中で、ドミナント戦略での集中展開を行う。
元谷一志代表取締役社長は、「新型コロナウイルスの影響により、観光業界は厳しい状況に置かれている。こうした状況においても滞りなく起工式を執り行うことで、業界に元気を届け、明るいニュースを発信していきたい。また、これまでの中期5ヵ年計画「SUMMIT 5-Ⅱ(第二次頂上戦略)」では、提携ホテルを含むネットワーク客室数10万室という目標を達成することができた。今回、2020年4月1日にスタートした中期5ヵ年計画「SUMMIT 5-Ⅲ(第三次頂上戦略)」により、アパホテルブランドによる客室10万室を達成していきたい。」と述べた。