JTBは、募集型企画旅行の催行中止を拡大した。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外務省が感染症危険情報を発出している地域が対象で、4月23日出発分までの、感染症危険情報の「レベル3(渡航中止勧告)」、「レベル2(不要不急の渡航自粛)」が発出されている地域へのツアーの催行を中止する。
「レベル3」が発出されているのは、中国の湖北省・浙江省温州市、韓国の大邱広域市や慶尚北道の一部、イタリアのヴェネト州など、サンマリノ。「レベル2」が発出されているのは、中国、香港、マカオ、韓国、イタリアのうち「レベル3」が発出されていない地域とバチカン市国。これにより、中国、香港、マカオ、韓国、イタリア、サンマリノ、バチカン市国を目的地とするツアーの催行が中止されることになる。
また、中国、香港、マカオ、韓国で乗り継いだ上で、他のエリアを訪問するツアーも、日本入国後の行動制限が発生することから、催行を中止する。同様に、イタリアで乗り継いで他のエリアを訪問するツアーも、今後、日本入国後の行動制限が発生する可能性があることから、催行を中止する。
催行を中止するツアーの取消手数料は無料とするものの、それ以外のツアーの取消料や変更手数料は、規定通り収受する。
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