オーロラ航空の日本発ウラジオストク行き利用者を対象に、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、検疫を実施する。在ユジノサハリンスク日本国総領事館が領事メールで伝えた。
札幌/千歳発ユジノサハリンスク行きでは、乗客の外国人を対象に14日間検疫ポイントに留め置く。
東京/成田発ユジノサハリンスク行きは通常通り運航するものの、機内で配布するアンケートで直近の滞在歴や、新型コロナウイルス感染者との接触履歴、健康状態について回答することが求められ、体温測定が行われる。新型コロナウイルスの重い感染国・地域に最近滞在した履歴がある場合や、症状が認められる場合には検疫の対象となり、14日間検疫ポイントもしくは医療施設に留め置く。中国や韓国のほか、北海道への滞在も対象となるという。
さらに、東京/成田発ユジノサハリンスク行きでは、乗客全員のうち1人でも感染が疑われる人がいた場合、搭乗していた外国人は全員、14日間検疫ポイントに留め置かれる。
いずれも応じない場合、行政罰が科され、強制措置が取られる。