関西エアポートは、関西国際空港を発着する中国本土・香港・マカオ・台湾路線の2月24日から3月1日までの欠航便数が、2月21日時点で、588便にのぼることを明らかにした。
当初は、中国本土線は612便、香港・マカオ線は128便、台湾線は134便の運航が予定されていた。欠航便の内訳は、中国本土線が517便、香港・マカオ線が59便、台湾線が12便で、中国本土線の約84.5%、香港・マカオ線の約46.1%、台湾線の約9%が欠航になったことになる。欠航の原因は、全てが新型コロナウイルスに起因するものと断定されているわけではないとしている。
中国・湖北省の武漢が発生源とされる新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国政府は団体旅行を禁止している。日本の出入国在留管理庁は、中国・湖北省と浙江省に14日以内に滞在歴がある外国人と、湖北省と浙江省発行の中国のパスポート保有者の入国を、特別な事情がない限り禁止している。