航空調査会社のCirium(シリウム)によると、新型コロナウイルスの感染拡大で、1月23日から28日にかけて、中国本土を発着する9,807便が欠航したことがわかった。
欠航便数は、全体の10.8%に相当する。空港別では、武漢が2,606便のうち92%にあたる2,406便が欠航したほか、北京/首都でも9,113便中920便、広州でも8,236便中829便が欠航した。次いで、上海/虹橋、西安の順だった。路線別の欠航便数では、北京〜上海線がトップで、特に人気が高い、武漢〜北京路線が続いた。
欠航便が最も多い航空会社は中国東方航空で、1,591便。次いで、中国南方航空が1,510便、厦門航空が837便を欠航した。欠航便の割合が最も多かったのは九元航空で、国際線の77%、国内線の27%の便が欠航した。