常磐興産は、スパリゾートハワイアンズに新たなホテル「カピリナタワー」を建設し、2022年7月に開業する。総工費は120億円。
スパリゾートハワイアンズでは、1966年開業のホテルハワイアンズ、1999年開業のウイルポート、2012年開業のモノリスタワーに次ぐ、4つ目のホテル。1人から2人での利用を想定し、プライベート感を重視。コンセプトは「ハワイアンズ・コンフォート」で、家族やグループでの利用を想定した、既存ホテルのイメージを一新した。
建物は11階建てで、全264室。そのうち1割弱にあたる24室をクラブルームとし、初めてとなるクラブフロアを展開。客質面積は54〜55平方メートルで、源泉かけ流しの客室露天風呂、専用ラウンジなどを設ける。ポリネシアンショーでは専用席、専用個室ダイニングなど、きめ細かいサービスを提供する。
露天風呂付き大浴場を設け、ドライサウナとスチームサウナを1つずつ設ける。時間による男女入れ替え制で、いずれも楽しめる。ラウンジスペースやセレクトショップも備える。自動チェックイン・チェックアウト機、自動ポーター・自動クロークサービスも導入し、省人化を図る。
集客目標は年間168,000人で、年間売上高は35億円を想定する。4つのホテルを合わせると、全724室2,472人を収容できる。