現地時間12月9日午前10時ごろ、ニュージーランド北部ファカタネ沖のホワイト島が突如噴火した。
ホワイト島は、オークランドから200キロ、北島から48キロのタウポ火山帯に位置し、溶岩を間近に見学できる無人島として観光客から人気がある。小規模な噴火は時々起きていた。
ロイター通信やAFP通信などによると、観光客ら約100人が島や周辺にいた模様で、1人の死亡が確認され、複数の負傷者や行方不明者が出ているものの、警察などが島に上陸することは危険であることから、救出は難航している。
在オークランド日本国総領事館では、今後も火山活動が継続する恐れがありまることから、引き続きテレビやマスコミ等の情報に注視し、安全確保に十分注意を払うよう求めている。