OAGは、国際線乗り継ぎの世界上位50空港と、国内線乗り継ぎのアメリカ国内上位25空港を調査した「OAGメガハブ指標2019」を発表した。
6時間以内に乗り継ぎ可能で、到着便か出発便、両方のフライトのいずれかが国際線であるフライトの総数を計算したもので、世界の大空港200空港と、大型国際空港200空港の7月までの12月間のうち、国際線が最も多かった日のデータを評価した。
トップはロンドン・ヒースロー空港で、前年よりスコアを落としたものの、トップを維持した。最も運航便が多い日には、到着と出発の間が6時間以内の国際線の乗り継ぎ数は65,294便に及んだ。
2位はフランクフルト国際空港で、順位を一つ上げた。3位はシカゴ・オヘア国際空港で、ユナイテッド航空が全運航便の46%を占めている。ミュンヘン空港は昨年の11位から5位にランクを大きく上げた。ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港では、デルタ航空のシェアは79%と圧倒的だったものの、乗り継ぎ指数は下落した。
アジア太平洋地域では、シンガポール・チャンギ国際空港と香港国際空港がトップ10入りした。中国では上海・浦東国際空港が唯一ランクイン。中東ではドバイ国際空港の国際乗り継ぎ数が13%減少している。日本の空港は、39位に成田国際空港が入ったのみだった。
■国際メガハブ空港
1位:ロンドン・ヒースロー空港
2位:フランクフルト国際空港
3位:シカゴ・オヘア国際空港
4位:アムステルダム国際空港
5位:ミュンヘン空港
6位:トロント・ピアソン国際空港
7位:パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港
8位:ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港
9位:シンガポール・チャンギ国際空港
10位:香港国際空港
11位:ソウル・仁川国際空港
12位:クアラルンプール国際空港
13位:ロサンゼルス国際空港
14位:バンコク・スワンナプーム国際空港
15位:メキシコシティ国際空港
16位:ジャカルタ国際空港
17位:イスタンブール国際空港
18位:ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ国際空港
19位:ダラス・フォートワース国際空港
20位:マイアミ国際空港
21位:ヒューストン ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港
22位:東京国際空港(羽田空港)
23位:ニューアーク空港
24位:ドバイ国際空港
25位:上海・浦東国際空港
39位:成田国際空港
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