中日本高速道路(NEXCO中日本)は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)で大規模な土砂流入が発生したことを明らかにした。中央自動車道や西湘バイパスでも土砂流入が確認されている。
八王子西IC付近では、大量の土砂に覆われて、どこに車線があるかわからない状況だ。
圏央道では、高尾山ICでも土砂が料金所に流入しているのがわかる。
料金所内の車線が、泥や木材などで覆われているのがわかる。圏央道は、 相模原IC~あきる野ICの内外回り両方向で災害通行止めとしている。
中央自動車道は、小仏トンネルの東京都側で土砂がトンネル内に流入した。
大量の水と共に土砂がトンネルの出入口付近に溜まっているのがわかる。
相模湖IC付近でも大量の土砂崩落があり、八王子IC~大月IC間の上下線で災害通行止めとしている。
なお、並行する国道20号線が、一部通行止めとなっていることを受け、中央自動車道大月IC~勝沼IC間を代替路として通行料を無料としている。
また、西湘バイパスは、国土交通省横浜国道事務所管理区間を含め全線を通行止としている。NEXCO中日本が管理するとみられる区間での、路面に土砂が堆積している状況が公表されている。横浜国道事務所も、同所管轄区間で土砂流出を確認したとしている。
また、西湘PA(パーキングエリア)では、海沿いの道路に、コンクリートとみられる大きな瓦礫が散乱している様子がわかる。
西湘パーキングエリアでは、施設にも影響が出ている様子がわかっていて、自動販売機のようなものをふくめ、パーキングエリアの施設の近くに大量の瓦礫が散乱している様子がわかる。