JR北海道は、北海道新幹線の青函トンネル内での携帯電話の利用可能区間を拡大し、きょう9月5日から青函トンネル全体で利用可能とする。
新たにサービスを開始するのは、青森県側の青函トンネル入口~竜飛定点(旧竜飛海底駅)間の約13.6キロメートルと、北海道側の青函トンネル出口~吉岡定点(旧吉岡海底駅)間の約17.0キロメートル。竜飛定点(旧竜飛海底駅)~吉岡定点(旧吉岡海底駅)間は、すでに4月17日よりサービスを提供している。他区間と同様、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3社がサービスを提供する。
トンネルなどの人工的な構造物により電波が遮へいされ、携帯電話などが使用できない地域において、移動通信用中継施設などを設置して携帯電話などを利用可能にするなどの「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金を活用して工事を実施している。
なお、今回の区間拡大で、北海道新幹線全トンネル長計約97キロメートル中、約57%にあたる、約55キロメートルにて携帯電話が利用可能になる。
⇒詳細はこちら