東京シティエアターミナルは、駐車場料金を10月1日から一部改定する。
大規模な設備改修と公共割引の導入などの財源確保のために行うもので、時間制料金を30分200円から300円に、平日の1日最大料金は2,600円から2,700円にそれぞれ値上げする。日祝日の1日最大料金1,900円は据え置く。ワンデイパスも100円値上げし、3,000円とする。
時間制料金の時間単価は、近隣駐車場の相場である1時間700円〜900円と比較して、著しく低いとしており、今回の料金改定では最大の改定率となる。
また、利便性が高い地下駐車場にほぼ毎日出庫せずに車両を止める契約者を対象に、特別料金を新設する。料金は71,500円。その他の定期契約者の料金も、消費税額の引き上げに伴い消費税分を値上げする。これまでの「カーポート」は、「バス・アンド・エアー」に名称を変更する。7日目まで7,200円、以降14日まで1日1,000円で駐車できる。
東京シティエアターミナルは、首都高速道路の出口と直結しており、最大404台を収容できる。10月までに、車室ブロック単位の満空と主要箇所の空室数の表示、別館1・2階の駐車場内の照明灯の照度強化、別館1階の駐車場の一般歩行者の通り抜け抑制措置、事前精算機の設置(計3か所)と支払方法のキャッシュレス化、障害者用車室の増設、30分間以内の駐車の無料化、障害者割引の導入と入庫時と料金精算時の障害者手帳の確認用カメラの設置といった取り組みを実施する。