アメリカ運輸省は、デルタ航空、エールフランスKLM、ヴァージン・アトランティック航空の大西洋での共同事業の拡大に伴う、独占禁止法の適用除外を暫定的に承認した。
アメリカとイギリス間、アメリカとヨーロッパ大陸間ですでに承認されている2つの合弁事業に代わるものとなる。最終的な承認を得られれば、現在と同様に運賃やスケジュールの調整、販売協力などができるようになる。
暫定承認には、競争を保護し、追加のフライトや座席を提供するなどの公益の促進や、航空会社による毎年の事業報告などが含まれている。アメリカ運輸省では、利害関係者からのコメントの受付、再検討などの後、最終決定を行う見通し。