国土交通省は、6月18日に発生した山形県沖を震源とする地震被害への支援として、鉄道会社・航空会社・旅行業協会などに対し、キャンペーン実施を依頼したと発表した。鉄道・航空会社は依頼に応え、多くのキャンペーンを実施する。
JR東日本は、スペシャル商品「お先にトクだ値スペシャル(50%割引)」の設定をすでに実施した。また、旅行商品の割引も実施する。
日本航空(JAL)は、JALダイナミックパッケージにて「応援割」として、一定金額以上の旅行商品を1人あたり2,000円割り引く予定。
全日本空輸(ANA)は、タイムセール「七夕大セール」をすでに実施したほか、7月19日から7月29日まで、ANAダイナミックパッケージ「旅作」でのクーポンを配布する。対象出発日は8月1日から11月30日。旅行代金総額1名あたり50,000円以上かつ新潟県もしくは山形県に1泊以上宿泊する際に使える10,000円クーポンと、旅行代金総額1名あたり30,000円以上かつ新潟県もしくは山形県に1泊以上宿泊する際に使える5,000円クーポンが使用できる。また、「今週のトクたびマイル」について、8月下旬の1週間程度と9月の2週間程度、新潟空港と庄内空港発着路線の全路線で、必要マイルを片道3,000マイルで設定する。対象路線は、新潟~東京/成田・大阪/伊丹・名古屋/中部・札幌/千歳・福岡線と庄内~東京/羽田線。
ジェットスター・ジャパンは、8月1日の東京/成田~庄内線の就航を記念した「応援割」を活用した旅行商品を発売するほか、庄内応援セールの展開などを予定している。
ピーチ(Peach)は、受託手荷物・座席指定込みの運賃(バリューピーチ)の20%程度の割引を予定している。
フジドリームエアラインズも、復興応援ツアーの造成などを予定している。
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